●栗山町概要●
栗山町は北海道の中央部空知支庁管内の最南部に位置し東は夕張市、北は屈足山系を栗沢町に境し、西南は夕張川を隔てて由仁町及び長沼町と接し、面積は東西17.5キロ南北25.1キロ総面積203.84平方キロメートルの広さを持っている。商、工、農が調和のとれた田園都市として発展し昭和38年には24,500人を超える人口となったが、炭鉱の閉山や全国的な農村地域の過疎化の進行などにより現在では約15,000人となっている。気候は冬は温順寒冷で春から夏にかけては温暖で乾燥し、秋から冬にかけては比較的雨量・降雪量とも少ない。交通網としては工業都市室蘭、苫小牧と岩見沢、旭川を結ぶ国道234号線をはじめ隣接市町村と接続する道道が縦・横に整備されており、さらに鉄道輸送は室蘭・岩見沢を結ぶ室蘭本線が通っている。農業を基幹産業として発展を遂げてきたが優位な立地条件も加わって商工業も次第に盛んになり、空知南部圏における生活諸物資の流通の拠点となっていて、特に農業については、道央圏の大都市を背後にした食料供給基地としての役割が高まっている。また、工業は、苫小牧臨海工業地帯と道北、道東を結ぶ接点にあることから、内陸型工業適地として企業進出も順調に推移している。 |